織田作之助賞(おださくのすけしょう)は、大阪文学振興会が主催する文学賞である。第1回(1984年)から第22回(2005年)までは未発表の作品を受け付ける公募新人賞としておこなわれ、受賞作は『関西文学』に掲載された。第15回作品より文藝春秋の協賛があり『文學界』に掲載された。第23回(2006年)より制度を変更し、単行本を対象とする「大賞」と、公募新人賞としての機能を残した「青春賞」を授賞することとなった。「大賞」は舞台、登場人物、題材などが関西(近畿2府4県)に関わりのある小説・エッセー、評論・評伝の単行本を大賞とする。受賞者には賞金100万円が与えられる。「青春賞」は未発表の小説を対象とするが、作者の年齢が各年度の締切日時点で24歳以下であることを応募条件としている。受賞者には賞金30万円が与えられる。また、佳作受賞者には賞金5万円が与えられる。
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