山本周五郎賞(やまもとしゅうごろうしょう)は、山本周五郎にちなみ、すぐれた物語性を有する小説・文芸書に贈られる文学賞。主催は新潮文芸振興会、後援は新潮社。長年にわたり新潮社が主催した日本文学大賞の後継として、純文学を主とする三島由紀夫賞とともに1988年に創設された。
受賞は、選考委員の合議によって決定され、年1回5月に発表される。受賞者には正賞として記念品、副賞として100万円(2006年現在)が授与される。選考対象は、前年4月から当年3月までに発表された小説とされているが、実際はその期間に発行された単行本が対象になることが大半で、長編・連作短編・短編集など作品の形式はさまざまである。
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